2025/04/05 05:00 ウェザーニュース
果肉の鮮やかな色合いとヘルシーさと食べやすさから人気の高いキウイ。国産ものの旬は3月頃で終了し、これから旬を迎える輸入もの、特に日本で多くのシェアを占めるニュージーランド(NZ)産キウイが4月から旬を迎えます。
最近のキウイは果肉が緑や黄色に加え、赤色も加わって一層華やかになっているのですが、緑黄赤のキウイに違いはあるのでしょうか。詳しい話を、ゼスプリ インターナショナル ジャパン株式会社PRマネージャー、栗田麻衣子さんに伺いました。
赤いキウイが一足早く入荷
ニュージーランド産で旬を迎えた輸入キウイでは、赤い果肉が特徴のルビーレッドキウイが最も早く、今年は3月下旬から日本に入荷しているそうです。
「ルビーレッドは、名前の通り宝石のように果肉が赤い品種のキウイで、20年以上の開発期間を経て生まれたもので、栽培が難しくまだ生産量も多くありません。他のキウイに比べると若干小ぶりなのも特徴の一つです。
サンゴールドとグリーンもそれぞれ4月上旬頃と4月末頃には入荷予定です。ルビーレッドは3月下旬から6月上旬頃までと期間が短いですが、サンゴールドは10月中旬頃まで、グリーンは最も長く12月末頃まで出回る予定です」(栗田さん)
3色のキウイ、違いは?
ウェザーニュースでは、赤・黄・緑色のキウイで、どの色が好みかアンケート調査を実施しました。その結果、男性は緑色のキウイが多数派(59%)だったのに対し、女性は黄色のキウイが最も多くの割合を占めました(58%)。
色の違いがはっきりしているキウイですが、具体的にどのような違いがあるのでしょうか。
「まず、グリーン、サンゴールド、ルビーレッドはいずれも10種の栄養素が含まれていますが、それぞれ栄養価に違いがあります。
ルビーレッドは美容に嬉しいビタミンCが豊富で、グリーンに比べて2倍強含まれています」(栗田さん)
「さらに、他の2種にはないアントシアニンが含まれているのが最大の特徴です。アントシアニンはポリフェノールの一種の抗酸化成分です。
サンゴールドもビタミンCが豊富で、レモン7個分(果汁換算)を含み、1個で1日分のビタミンCが摂れます。
グリーンは食物繊維が豊富で、バナナ2本分を含み、1日1個で不足分を補うことができます。またタンパク質分解酵素で、お肉に漬けこむと柔らかくなる働きのある『アクチニジン』の活性レベルが3種の中でも高いという特徴があります」(栗田さん)
味にもそれぞれ個性が
果肉の色や栄養価だけでなく、生で食べてみると3種類それぞれ味に個性があるのがわかります。
「ルビーレッドは熟したベリーのような香りと贅沢な甘さ、ジューシーな果汁が特徴で、果肉の色の美しさを生かしたゼリーや、ミルクと混ぜたシェイクなどのデザートがおすすめです。
サンゴールドは酸味が少なく香りが非常にトロピカルでジューシーな甘さが特徴で、サラダやフルーツサンドにも向いています。
グリーンは甘さと酸味のバランスが取れた爽やかな味が特徴で、デザートとしてだけでなく、タンパク質分解酵素のアクチニジンの働きで肉と一緒に漬けておくと、肉が柔らかくなり食べやすくなります。
もちろん、もっともおすすめなのはフレッシュで熟したものをそのまま食べていただくことです。大きさも手軽で食べやすく、自然の甘さと爽やかな酸味が口いっぱいに広がる味を楽しんでください」(栗田さん)
キウイのなかでもルビーレッドとサンゴールドは、特にビタミンCの含有量が豊富で、いちごやレモン、柿などよりも多く、果物の中でもトップクラスです。1個食べるだけでもしっかりビタミンCを摂れるとも言われています。
日差しが強くなるこれからの時季、お肌の健康のためにもキウイを食べて、日焼け対策に役立てましょう。
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参考資料など
WACOCA: People, Life, Style.