4月8日、英国のリーブス財務相(写真)はベッセント米財務長官と近く会談すると明らかにした。英バーミンガムのランドローバー工場で7日代表撮影(2025年 ロイター)
[ロンドン 8日 ロイター] – 英国のリーブス財務相は8日、ベッセント米財務長官と近く会談すると明らかにした。英国が求める関税率引き下げなど新たな経済連携を巡る幅広い協議の一環だという。
トランプ米大統領は、英国からの輸入品の大半に10%、また自動車や鉄鋼などの主要分野に25%の関税を課した。
リーブス氏は議会で、政府が対米貿易関係の強化を模索していると述べ、国内の家計、企業、投資家に安定をもたらすことを目指すとした。
「貿易戦争は誰の利益にもならない。したがって、われわれは実用的かつ冷静な姿勢を維持し、米国との間でわが国の国益となる最良の取引を追求しなければならない」と述べた。
トランプ氏の関税政策は金融市場に衝撃を与えているが、リーブス氏は市場が効率的に機能しており、銀行には耐性があることをイングランド銀行(中央銀行)のベイリー総裁が確認していると述べた。
私たちの行動規範:トムソン・ロイター「信頼の原則」, opens new tab
WACOCA: People, Life, Style.