サッカーの欧州CLは16日、準々決勝第2戦の2試合を行い、冨安健洋の所属するアーセナル(写真)は敵地でレアル・マドリードを2─1で下し、2戦合計5─1で2009年以来となる準決勝に進んだ(2025年 ロイター)
[マドリード 16日 ロイター] – サッカーの欧州チャンピオンズリーグ(CL)は16日、準々決勝第2戦の2試合を行い、冨安健洋の所属するアーセナル(イングランド)は敵地で昨季優勝のレアル・マドリード(スペイン)を2─1で下し、2戦合計5─1で2009年以来となる準決勝に進んだ。
アーセナルは前半序盤にPKを決められずに先制のチャンスを逸したブカヨ・サカが後半20分にゴールを決めて挽回。レアルはその2分後にビニシウス・ジュニオールが同点弾を決めて反撃したが、アーセナルは試合終了間際にガブリエル・マルティネッリのゴールで突き放した。
2試合を通して優位に試合を進めたアーセナルのデクラン・ライスは「このクラブにとって特別な夜であり、歴史的な夜だと思う。彼らはこれまで何度も逆転劇を演じてきたので、土壇場でひっくり返すのではないかという話がよく出ていた。しかし、第1戦で大きな自信と確信を得たわれわれには、ここで勝つ力があった」と力を込めた。
もう1試合では、伊藤洋輝の所属するバイエルン・ミュンヘン(ドイツ)がインテル(イタリア)と敵地で2─2の引き分けに終わり、2戦合計3─4でベスト8敗退となった。
バイエルンは後半7分にエースのハリー・ケーンが先制点を奪ったものの、同13分にラウタロ・マルティネスに得点を許すと、その3分後にも失点。同31分にエリック・ダイアーのゴールで追いついたが、あと1点が遠かった。
冨安と伊藤はともに長期離脱中により欠場した。
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