[20日 ロイター] – 中国の謝鋒駐米大使は貿易戦争がエスカレートする中、両国の合意点を模索するよう米国に呼びかける一方、中国は報復する用意があるとも警告した。
中国大使館がウェブサイトに掲載した文書によると、謝氏は19日にワシントンで行われた公開イベントで講演し、関税は世界経済に壊滅的な打撃を与えると指摘。「陰陽」のバランスを取る必要性など、伝統的な中医学の概念に言及し、調和が世界の2大経済大国の関係を導くべきだと述べた。
「地球は中国と米国の両方を受け入れるのに十分な大きさがある」と指摘。「われわれは正面衝突するのではなく、平和的共存を追求し、『ルーズルーズ(双方にとってマイナス)』のシナリオに巻き込まれるのではなく、互いの成功を助けるべきだ」と語った。
私たちの行動規範:トムソン・ロイター「信頼の原則」, opens new tab
WACOCA: People, Life, Style.