アメリカ西部のカリフォルニア州では先月から続く高温と乾燥の影響で100カ所近くで山火事が起き、街のほとんどが焼失する被害も出ています。
CNNによりますと、カリフォルニア州では先月の強い熱波の影響でこれまでに96カ所で山火事が発生しています。
特に北部では消火作業を上回る勢いで火が燃え広がっていて、各地で住民に避難命令が出されています。
山に囲まれた小さな街のグリーンビルでは75%が焼失し、18世紀から続く歴史的な建物などがほぼ全焼しました。
カリフォルニア州では琵琶湖12個分に相当する約8100平方キロメートルが焼失したとみられていますが、消火作業は進んでおらず、鎮火までには数カ月かかるとみられています。
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