終戦から15日で76年です。今年も東京の日本武道館で全国戦没者追悼式が始まりましたが、新型コロナと遺族の高齢化で参列者は過去最少になりました。
(社会部・岩本京子記者報告)
式典はつい先ほど始まりました。
例年は6000人ほどが参列していましたが、今年は緊急事態宣言下で参列する遺族の数は去年よりも大幅に絞られました。
22の府県が参列を辞退し、来賓を除いた遺族の数は過去最少の約100人となっています。
遺族の高齢化が進み、参列する戦没者の妻の数は初めて1人もいなくなりました。
参列者(86):「私の父親、昭和20年に亡くなりました。今回、最後のおつとめじゃないかと思って」
この後、正午の時報に合わせて黙祷(もくとう)が捧げられ、天皇陛下がお言葉を述べられます。
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