野党が臨時国会を召集して新型コロナ対策の予備費を積み増すための審議を求めるなか、麻生財務大臣は予備費を積み増すことに消極的な姿勢を示しました。

 麻生財務大臣:「現時点で直ちにコロナ予備費が不足してくると考えているわけではありません。積み増すという必要が直ちにあるとは考えておりません」

 政府は今年度の予算でコロナ対策に5兆円の予備費を計上し、すでに2兆4000億円余りの支出を決めました。

 残額は半分程度になっていますが、麻生大臣は「直ちに不足するとは考えていない」とし、予備費の積み増しに消極的な姿勢を示しました。

 野党は来月7日から臨時国会を召集し、予備費を積み増すため補正予算を審議するよう求めていて、与党側は来週中に回答する考えです。
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