「鬼滅の刃」の主人公。遍く万象を照らす日輪を心に宿した少年。
竈門家の長兄として、父亡き後の家族の支柱となって家業である炭焼きを営み、つつましくも幸せな生活を送っていた。
ある日、いつものように麓の町へと炭を売りに降り、いつものように山の家へと帰ろうとした夕暮れ、知り合いの老人に引き止められる。

曰く、「日が暮れると人喰い鬼がうろつき出す」と。

孤老が寂しさ故に御伽噺を口にして自分を引き止めたのだと思い、素直にその家に泊まった翌朝。
果たして、彼の家族は惨殺され、唯一身体に温もりを残していた妹の禰豆子は人喰い鬼へと変貌していた。

妹を人間へと戻すため、また家族の仇を討つため。
血風吹き荒ぶ中、今宵もまた炭治郎は鬼滅の刃を振るう。

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