1月14日、県内では新たに516人が新型コロナウイルスに感染したことがわかりました。

 516人の新規感染者を自治体別にみますと、浜松市が過去最多の168人、静岡市で64人、沼津市で43人、磐田市で41人、湖西市で25人、袋井市で21人などとなっています。死亡した人はいませんでした。1日あたりの新規感染者数は、3日連続で100人以上増えました。500人を超えたのは2021年の8月28日以来4カ月半ぶりです。静岡市は市内の学校で、同じ部活動の6人が感染するクラスターが発生したと発表しました。感染した6人のうち、5人が軽症、1人が無症状で、市はオミクロン株によるクラスターとみています。この学校は1月11日から14日まで休校していて、17日月曜日から再開する予定です。また、静岡市葵区の県立総合病院は外来の業務に従事する職員1人の感染を発表しました。職員の家族に感染者が確認されていることから家庭内感染とみられ、濃厚接触者に認定された同僚職員3人は陰性だということです。県内ではこのほかに新たに3つのクラスターの発生が確認されています。学校の部活動クラスターは新たに三島市でも2つ発生しました。2つのクラスターを合わせて生徒ら11人の感染が確認されています。
<県健康福祉部 後藤幹生参事>「この1週間の感染者は1541人となっていて、1週間前の150人と比べ、10倍以上の増加率で大変な感染拡大となっている」
 1週間前の10倍という感染拡大を引き起こしているのはオミクロン株です。県の検査では、この1週間の感染者のうち、約9割がオミクロン株の可能性が高いということです。14日正午時点の県全体の入院者数は前日より13人増えて48人、病床使用率は11.2%となっています。
#オレンジ6 #おれんじ 1月14日放送

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