大塚製薬株式会社は、健康飲料「ポカリスエット」の2022年新CMを4月1日に公開。新CM のヒロインには昨年に引き続き俳優の中島セナを起用。主演は昨年に引き続き中島セナ！主題歌は imase、PUNPEE、Toby Foxが共作！
一人の少女が「一緒に帰ろう」と友だちに伝える。その心象をダイナミックに描いた、2021年のCMをオンエアしてまもなく、企画がスタートした。
テーマは変わらず「FIND MY WAY」。自分のあるべき姿に向かって、汗をかいて生きるすべての人に、ポカリスエットは寄り添い、力になりたい。というメッセージが込められている。
中島セナをヒロインに迎えて2年目の新CMは『雲』が演出のカギとなる。
リアルかつ、身体性を大切にしているポカリスエットのCM。CGに頼って雲を表現するのではなく、試行錯誤をくり返し、極限まで雲をリアルに再現することに挑んだ。何度もテストを行い、可能な方法を探っていく。「本物に近い雲を作りたい！」監督たちは諦めなかった。
ポカリは自然の光で撮影しないとダメだ。でも風があると雲が成立しない。その両方を一度に解決したのが、全長45m×幅15m×高さ8m。特注の巨大バルーンである。郊外の駐車場に突如現れた透明なバルーン。その中に、街の風景をまるごとイチから再現。アスファルトの塗装も、この撮影のために制作した。
バルーンの中の雲は、スモークマシーンとドライアイスを使って発生させている。そのため、温度管理が極めて重要であった。1テイクごとに十分な換気を必要とし、また好天の影響もあり、バルーン内の温度が上がりやすく、雲を作ることは至難の業。次の撮影までの準備に多くの時間を要した。自然の光を生かすため、1日に本番撮影ができるチャンスは数回。セナは、NGを出せないプレッシャーに耐えながら、撮影に臨んだ。
信号を越えて雲に飛び込むシーンは、ワイヤーアクション用のハーネスを装着して行われた。雨上がりを再現するためバルーン内外はポンプ車による散水が行われ、セナは滑りやすいクルマの屋根やボンネットに足をとられながらもアクションに挑戦。同じようにカメラマンも、セナの動きを追いかけながら撮影。さらにセナとカメラマンを追う形で操演チームも走る。
躍動感のある気持ち良い映像も、今回のCMの見所になっている.
主題歌は、SNSを中心にティーンから絶大な人気を集める次世代アーティストのimase、個性的な表現で幅広く評価を得ているラッパー/プロデューサーのPUNPEE、そして世界的人気を誇るゲーム「UNDERTALE」の制作者で作曲家のToby Foxの三人が共同制作した。
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