北京五輪・パラリンピック日本代表選手団の公式服装発表会が10月27日、都内で行われ、北海道幕別町出身で、スピードスケート女子の高木美帆選手(27)が出席しました。初めて公式ウェアに袖を通した高木選手は「デザインも私好みですごくかっこいい。一番最初に見た時にはちょっと厚手なのかなと感じていたが、袖を通してみるととても軽くて、動きやすくて、そして何より温かいというのが揃っていて、冬季スポーツにとっては申し分ないウェアだなと感じています」とコメントしました。

 また、TEAM JAPANの公式エンブレムも発表されました。「アスリートと応援してくれる皆さんのエンブレムが違っていたんですが、同じものが使用できるようになったと聞きました。アスリートとしても応援してくださる皆様と同じエンブレムを背負って戦えることをとても誇りに思いますし心強くも思っています。この同じエンブレムもつけてアスリートと応援してくれる皆様がさらに一丸となってチームジャパンとして、この冬、冬の五輪をもっと盛り上げることができたらうれしく思います」と話しました。

 この発表会にはJOCシンボルアスリートとして参加。文字通り“日本の顔”として五輪に挑戦します。イベントに参加し感じたことがあると言います。

 「初めてこういう場所に立たせてもらった。たくさんの方々の支えがあって思いも込められて一つ一つが作り上げられているんだなということを感じていて、さらに身が引き締まる思いです。これからシーズンが本格的に始まる、もっと頑張ろうと強く思いました」

 北京五輪開幕まで100日となったこの日。改めて意気込みを聞きました。

 「ウェアを着用しているんですけど、ウェアを正式に着用できるように切符を取らなければいけないと感じています。私たちはこれからワールドカップへ、1年のブランクを経て派遣されることになったので、自分たちができることをしっかりやって、五輪に出るための資格を取りに行かなきゃならないなと思っている。久しぶりの海外遠征が楽しみでもあり、不安でもある中で、きょう感じた思いをしっかりと秘めて進んでいきたい」と話しました。

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