小田急電鉄では2018年3月17日に大規模なダイヤ改正が行われる予定となっています。代々木上原~梅ヶ丘間の複々線化、運転系統の見直し、新型車両の登場など注目点は多いですが、本動画では2017年12月時点の様子を取り上げます。
●多摩線…2016年3月より千代田線直通急行列車が増発されJR東日本のE233系電車も乗り入れるようになりましたが、次のダイヤ改正で取りやめとなり、多摩線からの優等列車は千代田線に乗り入れず新宿方面への運行となります。
●70000形…新型の特急ロマンスカー車両で、愛称は“GSE”となります。20m級7両編成で、2018年度にかけて2本が導入されます。
●代々木八幡駅…8両編成が入る相対式ホーム2面2線の駅ですが、各停列車の10両化に対応すべく島式ホーム1面2線化・橋上駅舎の工事が行われています。完成はダイヤ改正の後、2018年度内の予定です。
●東北沢駅・下北沢駅・世田谷代田駅…これら3駅は踏切解消のため2013年3月に地下化されました。併せて複々線化が行われ、複々線化の運用開始はダイヤ改正に先立ち2018年3月3日と決まりました。
現在電車が通行する線路は優等列車専用の急行線となり、下北沢・世田谷代田駅では急行線の上を緩行線が通ります。撮影時点では緩行線の新ホームが通路扱いとなっています。

《撮影日 Date》December 10,2017

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