秋田県湯沢市出身の菅義偉前首相が、17日地元秋田を訪れ、脱炭素社会の実現を目指す中、秋田の洋上風力発電に期待を寄せた。

 菅義偉前首相は、夏の参院選に出馬予定の自民党候補の応援のため、秋田市での会合に出席した。

 菅前首相はあいさつで、在任中に掲げた「2050年脱炭素社会」について、「誰にも相談せず宣言した」と秘話を話すと共に、秋田で展開される洋上風力発電事業に大きな期待を寄せた。

 菅義偉前首相:
 「秋田が日本中、世界から、洋上風力では一番注目されている。2050年カーボンニュートラルに大きく貢献することを期待する」

 また、菅前首相は長期化するロシアのウクライナ侵攻にも言及し、「国際法違反で断じて許すことはできない行為」と主張した。

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