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【史上最長片道切符2-4】昭和天皇も宿泊! 明治の華族の邸宅が豪華すぎた! 都城→国分

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【史上最長片道切符1-1】枕崎→様似 13,423.7キロの旅

「史上最長片道切符」とはなにか

【再生リスト】史上最長片道切符の旅

YouTuber霧島のブログ
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#史上最長片道切符
#最長片道切符

史上最長片道切符の旅3日目では、大隅半島および宮崎県南部を巡ります。スタート地点は鹿児島県霧島市の国分駅。そこから国鉄大隅線の廃止代替バスを使い、垂水、鹿屋、串良を経由し、鹿児島県東部の重要な物流港湾のある志布志へ。そこからは現在も鉄路が残る日南線を使って、串間市、日南市、そして日豊本線の宮崎駅へと向かいます。

大隅半島には、その名も「大隅線」という国鉄の路線が走っていました。半島の付け根にある国分、志布志の両駅から、半島中央部にある鹿屋を通るように大きく南に弧を描くように線路が延びていました。

今回の動画で通るのは、国分から垂水まで、錦江湾に沿って桜島近辺を通る区間です。この区間は大隅線の中でも最後にできた区間であり、モータリゼーションが進んだ1972年に開業しました。車社会化が進んでいたこと、そして県都である鹿児島市へはフェリーを使ったほうがはるかに早くつけることもあり利用者が非常に少なく、1982年時点では1日6往復、廃止時点では1日5往復しか列車が走っていませんでした。

しかし、この区間の大隅線は景色だけは良かったようです。ひたすら錦江湾沿いを走っており、また海沿いの集落を避けて少し高いところを通っていたため、桜島の風光明媚な車窓を楽しめました。普段、旅番組などで目にする桜島は鹿児島市側、つまり西側から見たものがほとんどですが、鹿児島交通が運行する廃止代替バス(かつてのJR吸収バス国分線)に乗ると東側からの景色を堪能できるのです。

桜島は100年前、大正大噴火により大隅半島と陸続きになりました。廃止代替バスに乗ると、少しだけですがかつての桜島側に上陸できます。島東端部は火山灰が2メートルも降り積もったため全く農業に適さなくなっており、現在はほとんど無人地帯のようになっています。

0:00 ルート説明
1:31 大隅シリーズ
5:01 一日5本
7:20 桜島の裏側
9:09 断崖絶壁!
11:07 海潟 ~かつての最長片道切符の始発駅~
12:12 大隅半島の玄関口、垂水

この動画では、フリー動画サイト「DOVA Syndrome」からダウンロードした以下のBGMを利用しています。(作曲家名は敬称略)

切なき思い出を辿る旅 作曲:alaki paca
https://dova-s.jp/bgm/play14759.html
Under The Sky 作曲:MFP【Marron Fields Production】
https://dova-s.jp/bgm/play5556.html
天駆ける船 作曲:G-MIYA
https://dova-s.jp/bgm/play1870.html
HAYABUSA 作曲:GT-K
https://dova-s.jp/bgm/download2528.html
轍は続くよどこまでも的なBGM 作曲:鷹尾まさき(タカオマサキ)
https://dova-s.jp/bgm/play13534.html
World Heritage 作曲:雨宮
https://dova-s.jp/bgm/play3881.html

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日本は世界有数の鉄道大国です。鉄道を愛好する人の数も世界と比べて圧倒的に多く、桜が咲き誇る時期にも、雪に閉ざされる季節にも、多くの「鉄道ファン」たちが全国に足を延ばし、各地で汽車旅を楽しみます。

そんな「鉄道ファン」の間で、究極の鉄道旅行とされているものが「最長片道切符の旅」と呼ばれるものです。
JRでは、ルートが1本の線になっていさえすれば、基本的にいくらでも経路の長い乗車券を買い求めることができます。そのルールをもとに、理論上考えられる最長の経路となるものが「最長片道切符」と呼ばれる切符です。
1枚の切符で、日本列島の北から南までいろいろなところを巡りながら旅をすることができ、毎年多くの鉄道マニアがこの切符を買って旅行をしています。

現在、最長片道切符の経路の長さはおよそ1万キロです。しかし時代をさかのぼれば、JR、そしてその前身である国鉄は今よりはるかに多くの路線を持っており、もっと長い距離を1枚の切符で乗ることができていました。最もその経路が長かったのは、1982年6月23日から同年6月30日までの間です。鹿児島県の枕崎駅から、九州、本州、四国、また本州に戻り、東北地方を北上して北海道の様似駅まで、総延長13423.7キロメートル。極東のロシア・ウラジオストクから、ユーラシア大陸の最西端、ポルトガルのロカ岬まで行けてしまう長さです。

今回私は、この「史上最長片道切符」のルートを全てたどる旅を行います。途中には廃止された路線を通る区間もあるので、すべてを鉄道でたどることはできません。そういった区間では、並行して走っているバスに乗ります。ところどころ存在する、バスすら廃止されてしまった区間では、徒歩で移動することもあります。
1982年から2022年、40年の月日がたち、「史上最長片道切符」の沿線地域の交通事情は大きく変化しました。その時代の流れを皆様にご紹介しながら旅をしていきます。

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