トヨタ自動車労働組合の定期大会がオンラインで開かれ、来年の春闘に向けた活動方針が満場一致で可決されました。

 定期大会には組合員およそ700人が参加しました。西野勝義執行委員長は挨拶で工場の稼働停止を挙げ「非常に厳しい状況にある」としたうえで「それぞれがやるべきこと、やれることを取り組んで参りましょう」と呼びかけました。

 定期大会では二酸化炭素の排出を実質ゼロにするカーボンニュートラルやデジタル化の実現など「産業全体に関わる取り組みの強化」や「全員活躍に向けた職場課題の解決」などの議案が満場一致で可決されました。

 賃金については、賞与や手当を含めて経営課題のひとつとし、労使交渉で議論を深めるということです。

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