KAT-TUN元メンバー田中聖被告に懲役2年を求刑 検察「依存性や常習性が認められる」 (22/06/10 16:06)

覚醒剤を使用したなどの罪に問われている、アイドルグループ「KAT-TUN」の元メンバー、田中聖（こうき）被告。10日に開かれた裁判で、検察側から懲役2年が求刑されました。

「申し訳ありませんでした」

　3月、髪をバックにまとめ上げ、上下黒のスーツ姿で報道陣の前に姿を見せた田中聖被告（36）。

　起訴状によりますと、田中被告は2月、名古屋市中区のホテルで覚醒剤を使用したほか、「危険ドラッグ」を含む液体、約4.4グラムを所持したなどとされています。

　田中被告は起訴された後、3月に名古屋地裁に申請していた保釈が認められ、保釈金300万円を納め、保釈されていました。

「プレッシャーや将来への不安　ストレスから手を出した」

　午後2時半から始まった、10日の初公判。

　紺色のネクタイに、上下黒のスーツを着て、センターで分けた髪型で、黒縁メガネをかけて法廷に現れた田中被告。

　冒頭、検察官から起訴状が読み上げられ、田中被告は、「間違いありません」と起訴内容を認めました。

　動機について問われると、「プレッシャーや将来への不安、ストレスなどから手を出してしまった」と答えました。

　検察側は、「違法薬物への依存性や常習性などが認められる」などとして、懲役2年を求刑しました。

　判決は6月20日に言い渡されます。

（6月10日　15:40～放送　メ～テレ『アップ！』より）