地元の伝統工芸「こけし」を身近に感じてもらおうと4月12日、宮城県白石市内の小学校で絵付けの体験授業が行われました。

こけしの絵付け体験は毎年5月に白石市で開かれる「全日本こけしコンクール」に合わせて行われています。しかし、新型コロナの影響でコンクールは、2年連続で中止に。それでも地元の伝統を守ろうと白石第二小学校の6年生100人が12日、絵付けに挑戦しました。
やさしく微笑むこけしに、春らしい桜色のこけし。児童たちはこけし職人から指導を受けながら思い思いの絵付けを楽しんでいました。

児童
「頭のところを描くのが難しかったです」

児童
「こけしは昔から代々伝わってきたものだと思う。私たちが受け継いでいかなければいけないなと思いました」

児童が絵付けをした「こけし」は5月から白石市の弥治郎こけし村に展示されるということです。

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