曼殊沙華の咲く頃/彼岸花・壱師の花「日向薬師・海蔵寺・英勝寺・高幡不動尊・寺家ふるさと村・巾着田」

曼殊沙華の咲く頃/彼岸花・壱師の花「日向薬師・海蔵寺・英勝寺・高幡不動尊・寺家ふるさと村・巾着田」

曼殊沙華(まんじゅしゃげ)は、その鮮やかな赤色と独特な形状で多くの人々を魅了します。
秋の彼岸の頃に咲くことから「彼岸花」とも呼ばれ、仏教では「天界の花」として吉兆の象徴とされています。
また万葉集では、一首だけこの曼殊沙華(彼岸花)の花の歌が詠まれています。

 『路の辺の 壱師(いちし)の花の いちしろく 人皆知りぬ 我が恋妻(こひづま)を』  
                              柿本人麻呂『万葉集』

一面に咲き誇る姿はまるで赤い絨毯のようで、特に埼玉県の日高市にある巾着田は有名な曼殊沙華の観賞スポットです。
また、曼殊沙華は毒を持つため、古くから墓地や田畑の周りに植えられ、害虫や動物から守る役割も果たしてきました。
その美しさと歴史的背景が相まって、曼殊沙華は日本の秋を象徴する花の一つとなっています。

今回は過去5年ほどの間で撮影した数か所の曼殊沙華を1作に集約してみたものです。
撮影地はタイトルに書かせて頂いた通りです。

さて、今年はどこに曼殊沙華を撮影に出掛けるか…。まだ決めかねています。
どうぞご笑覧下さい。

【BGM】 Canon in D (Pachelbel’s Canon) – Cello & Piano [BEST WEDDING VERSION]

1 Comment

  1. 曼殊沙華の咲く頃 彼岸花 壱師の花 はいいですね。映像が綺麗です。ほっこりします。ご案内ありがとうございます。

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