「鹿児島紹介2024_104いちき串木野市 羽島 薩摩藩英国留学生記念館」2024/11/28
朝は天気が悪く霧も出て桜島は全然見えなかったです。上空は晴れてきましたが、まだ桜島は見えないですね。
さて、今朝ご紹介するのは、いちき串木野市の羽島に10年前にできた薩摩藩英国留学生記念館です。1863年の薩英戦争でイギリス軍の正確な大砲技術などに西欧文明の偉大さを痛感した薩摩藩は、慶応元年(1865年)に、15名の留学生と4名の使節団を英国に派遣しました。日本史で習ったように、鎖国令の江戸時代です。全員が変名を使って、慶応元年の4月17日、英国貿易商グラバーが用意した蒸気船「オースタライエン号」で、密かに英国に旅立つまで、甑島・大島へ出張するという名目で、滞在したのが、東シナ海を望む羽島浦です。その羽島で、留学生の足跡を見学できる施設が「薩摩藩英国留学生記念館」です。最初に出かけた際に撮った写真を中心にアップしていますが、その際は残念ながら展示品は大半が撮影禁止で、彼らが撮った記念写真の前と留学生が出発した海を真下に臨むデッキだけが撮影可となっていました。デッキには。木製マストが立ち、あたかも留学生の乗り込んだオースタライエン号のような雰囲気も味わえるので、機会があったらお出かけください。スチールパン演奏はその後出かけた際に行われていたものです。
-いちき串木野市羽島4930番地