古い町並  池田町寺島  福井県

古い町並
池田町寺島は 九頭竜川支流の日野川支流足羽川の上流左岸、魚見川流域に位置する。
江戸はじめは福井藩領、貞享3年(1686)幕府領、元禄5年(1692)大坂城代土岐頼殷領、のち幕府領を経て、享保5年(1720)から鯖江藩領。村高は「正保郷帳」147石、「元禄郷帳」「天保郷帳」「旧高旧領」ともに147石余。
元禄年間(1688~1704)の村々明細帳で家数24・人数160。享保6年(1721)池田郷中村々明細帳は家数32・人数171。文化15年(1818)村高家数人別寺院留帳では家数28・人数120。
今、旧寺島村内を池田街道が通り、街道沿いは街村を形成していて商家の建物が連なる。
短い距離で規模は小さいがなかなか見応えがある古い町並を形成していた。切妻造りの中2階建て・2階建て、平入り・妻入りの家屋。越前独特の妻の真壁を見せた見事な家屋も見られた。町並を探索していて不思議に思ったのは、町の中心部の稲荷にはあまり町並が見られず、足羽川を隔てた寺島の街道筋に古い町並が展開しているのがどうしてか。何らかの事情が過去にあったのでしょうと思いながらの探索だった

古い町並を歩く   長年の私のホームページです。
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