女は「魔性のオンナ」を警戒し、時には生理的に忌み嫌う。好きな男を奪い合ったら負けてしまう脅威の存在には近づきたくないからだ。だが「魔性のオンナ」葉月は一部の女性たちから絶大な人気があった。95年映画「写楽」で共演した真田広之を海外ロケ地まで追いかけたことが発覚すると、葉月は全く悪びれもせず「好きな男を追いかけて何が悪い」「恋愛相手に奥さんがいても平気」と正々堂々と恋愛宣言をしたのだ。帰国子女らしい毅然さがにじみ出る発言だった。

 この会見に立ち会った芸能リポーター・川内天子氏は、葉月のギラギラした魔性ぶりを興奮気味に語る。

「目がまるで馬の目のように濡れているんです。しかも質問する記者の一人一人の顔を見ながら答えるので、男性記者たちは全員、彼女にメロメロでした」

 不倫発言がきっかけでバッシングを受けた葉月。一方、真田は妻で女優の手塚理美と離婚するが、葉月とも破局する。だが葉月は、その後イチローやナイナイの岡村隆史など、業界の大物に、アクティブにアプローチを仕掛けた。

 魔性のオンナなら、男に不自由をするはずがないのに、葉月は次々と男のゲットに失敗する。それが明らかになったのは、岡村とのすれ違い恋愛がわかった時だ。恋愛の初期段階で葉月が一方的に燃え上がるが、相手が「オレでいいの?」と戸惑う。そこでさらに速攻でプッシュするものの、後が続かないへたくそな恋愛パターンが透けて見える。この素直で透明感のあるわかりやすさが、一部の女たちの好感度をアップさせ、映画やCMなどにも多く起用された。

 だがハワイの寿司職人と電撃婚してから、葉月はこれまで支持してきた女たちからも見放される。自暴自棄とも迷走ともとれる結婚に、帰国子女らしい毅然とした強さはみじんもない。寿司職人とスピード離婚すると、今度は不動産会社の御曹司と再婚。「30歳前には子供が欲しい」という彼女の願い通り長女を出産するが、ポリシーのない結婚に女たちは呆れかえった。

「魔性が消えれば家庭は円満だが、消えたら女優の終焉」と関係者が予想した通り、魔性のオンナも今や普通の主婦。ギラギラした馬のような目を再び見てみたいものだ。
引用https://www.google.co.jp/search?q=%E8%91%89%E6%9C%88%E9%87%8C%E7%B7%92%E5%A5%88&client=firefox-b&biw=1536&bih=731&source=lnms&tbm=isch&sa=X&ved=0ahUKEwjIkoDA4bPPAhVFmpQKHQscBjsQ_AUIBigB#imgrc=_
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160928-00000010-nkgendai-ent

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