【目次】
0:00 オープニング
1:38 原子力発電の仕組み
4:42 福島第一原発の事故経緯
7:00 女川と福島の運命を分けたのはヒト!
12:42 東北電力について
18:00 エンディング、次回予告

次動画:~関西電力/関電/KEPCO~【ゆっくり解説】

前動画:~東京電力ホールディングス/東電HD/TEPCO~【ゆっくり解説】

※動画内で女川原発の場所を福島県と紹介していますが、正しくは宮城県でした。

毎日の生活や産業活動を支えるインフラとなる「電力・ガス業界」について紹介します。

今回紹介するのは、東北最大の企業「東北電力」10年前の東日本大震災の被害にあったエリアを多く管轄する電力会社です
実は東京都よりも北に本社を企業の中では、最大の企業で
第4位が地銀の七十七銀行で1000億円
第3位が東北電力グループの設備会社であるユアテックで1800億円
第2位が東北地方を中心に活動する商社であるカメイで2500億円
そして第1位が東北電力で売上1.7兆円(単体)

東北電力も他の電力会社同様、火力、水力、風力、原子力などをまんべんなくやっているので物凄い違いっていうのはないんだけど、しいて言うなら火力に特徴があります!

火力発電は、1985年に国内初の事業用大型ガスコンバインドサイクル発電というのを導入していて、これまでの発電効率を大幅にアップさせ
さらに2019年には三菱パワーと共同開発してきた世界最高水準の発電効率を目指す強制空冷燃焼器システム採用次世代ガスタービン、通称JAC 形ガスタービンを使った上越火力発電所1号の建設を開始しています

震災でも安全に停止した女川原発ですが
女川原発1号機は廃炉が決定、2号機は2022年以降から運転予定、3号機は未定、2号機は震災以降見直された新基準をつかって、原子力規制委員会によって厳正に審査されました。津波想定高さは13.6mから、23.1mに引き上げるなどより厳しくなり、それに伴った対策として、防潮堤を29mまでかさ上げする工事をはじめとして現在も津波対策や耐震強化の対策を進めています

震災の時に事故を起こした福島と女川の違いを知っていますか?
実は女川と福島は原発のタイプや位置はほとんど同じですが、実は女川原発は想定津波高さ9.1mとして設計建設され、主要設備は14.8mの高さに作られています。一方、福島第一原発は想定津波高さ5.7m、主要設備は10mの高さに作られています

これは時は遡って女川原発1号機が建設された1970年代、設計初期には高さ3mの場所に主要設備を建設しようとしていたのを当時のエンジニアが
文献などを調査し、貞観津波(869年)の14.8mの津波を想定すべきと意見をあげたからです。これがなければ女川も事故が起こっていたかもしれません。

これからの日本のエネルギーの考え方を議論していく必要があるかもしれませんね

関連会社
東北電力ネットワーク株式会社
常磐共同火力株式会社
東北自然エネルギー開発株式会社
株式会社シナジアパワー
東急パワーサプライ
株式会社ユアテック(電気工事)
東北発電工業株式会社
東北計器工業株式会社
能代吉野石膏株式会社
株式会社アグリパワー
東北天然ガス株式会社

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#東日本大震災 #就活 #ゆっくり解説

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