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運命に生きる3人の女性たちを通して命が受け継がれていく様を描き、“生”の素晴らしさを感じさせる、大いなる人生讃歌『エタニティ 永遠の花たちへ』。

ベトナムやアジアを舞台にした『青いパパイヤの香り』『夏至』『ノルウェイの森』で知られるトラン・アン・ユン監督が、オドレイ・トトゥ、メラニー・ロラン、ベレニス・ベジョらフランス女優を主演に迎えた初めての作品。

この度、オドレイ、メラニー、ベレニスのそれぞれのウェディングシーンの映像が解禁となった。

ドレスは役柄が生きた時代、キャラクターに合わせてタイプが異なり、オドレイ演じるヴァランティーヌはレースの手袋をはめ、ベールにはリボンと花があしらわれ、首元まで覆われたドレスはトレーンを引きずる長さでクラシックな美しさ。

彼女の息子と恋愛結婚するメラニー演じるマチルドは、顔まで覆うベールに指先を出した手袋、花の刺繍をあしらった透け感のあるチュールのウェディングドレスはシューズが少しみえ、モダンな印象。

マチルドの親友で、許嫁と結婚するガブリエル(ベレニス)は、一見ティアラを載せているようにみえるベールと胸元は美しい首を強調するV字型のレースで彩られ、肌が透けてみえる繊細なレースで覆われた手首にはくるみぼたんが並び、新時代と旧時代の美しさがあわさったようなデザイン。

ヴァランティーヌとマチルドはカトリック教会で結婚式をあげるシーンだが、ガブリエルは式を終えたのち初夜を迎える直前の初々しい場面。

本作の衣装デザインは、『潜水服は蝶の夢を見る』(07)でアメリカ衣装デザイナー組合賞にノミネートされた経験を持つオリヴィエ・ベリオとともに、監督の妻であり、『青いパパイヤの香り』(93)や『夏至』(00)などでヒロインを務めた元女優のトラン・ヌー・イェン・ケーが手がけている。
2017年9月30日公開

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